「水の都」島原からお届けしています。
しまばら芝桜公園
湧水庭園「四明荘」
主屋は明治後期に建築され、庭園は禅僧を招いて作庭したものと言われております。屋敷は、正面と左側面の二方に池に張り出す形で縁を廻しており、一段高い座敷から庭園を見下ろすような形は、座敷と庭園が一体となった景観を形成している。また、居室棟裏手に位置する四角形の池には、四つの中島があり、表の池水庭園とは趣が異なる。池底はいずれも砂敷き、水は透明で護岸はごく低い石積で造られ、池の中には、沢飛石が配置されています。
また、平成20年7月28日に、国の記念物に登録されました。
(文化財保護法に基づく登録記念物)
http://www.city.shimabara.lg.jp/
島原城
城は昔「四壁山」「森岳」などと呼ばれた小高い丘を利用して築かれたので別名を森岳城とも言います。南北に連なる連郭式平城で、外郭は周囲約4kmの長方形で塀をめぐらし、城門が7か所、平櫓が33か所ありました。
現在、城内の建物はキリシタン史料館(天守閣)、北村西望記念館(巽の櫓)民具資料館(丑寅の櫓)などに利用されています。なかでもキリシタン史料館は、有名なキリシタン大名有馬晴信(ドン・プロタシオ)時代に盛んであった南蛮貿易時代から、宣教時代・禁教時代・弾圧時代と続き、島原の乱関連の資料を展示しています。
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平成新山
平成新山の標高は、平成7年6月の1488メートルをピークに、現在はやや縮小して1482.7メートル(国土地理院火山基本図より)です。それでも普賢岳の1359メートルを抜いて雲仙岳の最高峰です。
平成新山は、火口から吹き出した溶岩が冷えて固まったもので、その容積は約1億立方メートル、実に東京ドーム84杯分の熱い岩の固まりが出現したことになります。噴火活動は終息しましたが、平成新山の内部はいまだに高温を保っています。
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鯉の泳ぐまち
島原半島ジオパーク
島原半島の特徴は、雲仙火山による火山地形や、千々石断層などのダイナミックな断層地形をはじめとした地質的多様性を持つ点ですが、加えて2つの大きな火山災害を経験した地域でもあります。
火山は時に大きな災害をもたらしますが、その一方で普段は私たちに多くの恵みを与えてくれます。島原半島の変化に富む景観や、温泉、地域の産業は、雲仙火山を初めとする地質遺産からの恩恵に他なりません。
島原半島ジオパークは、大きな噴火災害からの復興と、人々の生活の中に火山の恵みである温泉や湧水を取り入れた「火山と人間との共生する」ジオパークです。
http://www.unzen-geopark.jp/