よくあるご質問
もっと知っていただきたいため、
ここではにわとりとたまごに関する
よくあるご質問を紹介します。
Q. 家庭でのたまごの保管方法は?
たまごは10℃以下の状態が保てる、冷暗所で保管してください。日光があたる場所、高温な場所、多湿な場所での保管は禁物です。Q. たまごが割れてしまったら?
たまごは使う直前に割卵してください。決して割ったままの状態で放置しないでください。割れたもの、ひびが入っているものは、外から細菌が付着している可能性があるので、加熱調理用にしてください。
Q. たまごの加熱調理のポイントは?
加熱調理をする際には、たまごに十分な加熱を与えてください。サルモネラ菌は、70℃、1分以上の加熱で死滅します。熱を加えない調理には、必ず新鮮なたまごをお使いください。Q. 毎日たまごを食べてもいいの?
たまごにはヒヨコ1羽分の体をつくるのに必要なあらゆる栄養素がバランスよく含まれています。ですから私たちにとっても優れた食品であり、毎日食べることが勧められます。ただし、ビタミンCはニワトリ自身が合成するためため、たまごには存在しません。Q. コレステロールの心配はないの?
コレステロールは細胞膜やホルモン、胆汁酸の材料となるもの。ヒヨコの誕生に必要なだけの栄養があるたまごに、コレステロールが多いのは当然のことと思われます。私たちの体内では、食べ物に対応してコレステロール合成量が変化して血液中のコレステロール濃度は一定範囲に保たれる仕組みが働きます。たまごは栄養的にすぐれた食品なので1日に1個は食べるべきといわれ、健康な人であるならいくつ食べても問題ありません。Q. たまごのアレルギーってなに?
たまごは牛乳、大豆とならぶアレルギーを起しやすい食品です。アレルギーを起こす物質はだいたいがタンパク質です。たまごの場合、主に白身のタンパク質がアレルゲンとみられており、加熱調理してもその性質は変化しません。たまごアレルギーの多くは乳幼児期に認められて年齢が進むにつれて症状を示さなくなります。Q. 温泉たまごはどうやって作るの?
黄身は固まっていますが、白身は白っぽいがゆるい状態にあるゆでたまごを「温泉たまご」と呼んでいます。温泉のお湯で作られたことからこの名があり、65℃から70℃のお湯20分から30分つけておくとできます。なお、白身を完全に固まらせるには80℃以上にしばらく保つことが必要です。Q. 賞味期限を過ぎても大丈夫?
賞味期限は生でたまごが食べられる期間なので、じゅうぶん火を通して食べる分には問題ありません。ただし、購入した卵は8℃以下の冷蔵庫で保管するようにします。もし、ひびなど卵殻が割れたたまごは賞味期限内であっても早めに加熱する料理に使います。参考 : 一般社団法人 日本養鶏協会
http://www.jpa.or.jp/hen_egg/index.html